ジャグラーのブドウ逆算はなぜ有効なのか?効果ややり方を解説

ジャグラーのブドウ逆算はなぜ有効なのか?効果ややり方を解説
中本 智司

運営責任者

中本 智司 (編集長)

国際的に有名なカジノでフロアスーパーバイザーとして豊富な現場経験を積み、その後はパチンコを中心にカジノ、eスポーツ、競馬、競輪、競艇など多ジャンルの情報発信に携わってきました。遊技業界の仕組みやルールに精通し、プレイヤー視点で役立つ実践的なノウハウを届けています。

現在は「パチンコタイムズ」の運営責任者兼編集長として、信頼性の高い立ち回り術や最新トレンド、勝率アップにつながる戦略情報を発信。読者が安心してパチンコを楽しめるよう、正確かつ価値あるコンテンツを提供することをモットーに活動しています。

監修者

老若男女問わず愛されつつも、設定判別の難易度は非常に高いと言われる「ジャグラー」。

ジャグラーは設定判別要素が他機種と比較しても少なく、簡単に設定は見抜けないと言われています。

設定判別に欠かせない「ブドウ」においては、単にカウントしてブドウ確率を算出するだけでなく、「ブドウ逆算」を活用したいと考えているプレイヤーも多いことでしょう。

この記事では、ジャグラーでブドウ逆算を使いたいと考えているプレイヤーに向けて、ジャグラーのブドウ逆算について解説していきます。

中本 智司

ブドウ逆算の効果が気になっているプレイヤーや、ブドウ逆算のやり方を知りたいプレイヤーも参考にしてみてください。

目次

ジャグラーのブドウ逆算は設定判別に有効な戦略

出典:パチりな!!!

ジャグラーにおけるブドウ逆算は、設定推測を進めていくうえでとても有効な戦略です。

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どのような状況で使えるのか、どのように役立つのかを解説していきます。

ブドウ逆算とは前任者が引いたブドウ確率を求めること

ブドウ逆算とは、一言で言えば「前任者が引いたであろうブドウ確率を求めること」です。

朝一からジャグラーを打っていた場合は、自分が打っているので全てのブドウをカウントすることができます。

閉店まで打った場合は9000Gほど回すことができるので、ブドウ確率を算出するためのサンプルは豊富となるでしょう。

しかし3000Gしか打てない状況の場合、ある程度のサンプルは取得できても、設定判別要素としては弱くなってしまいます。

ジャグラーのブドウ確率は数少ない設定推測要素ですが、明らかに設定差が設けられている要素ではありません。

3000G程度であれば設定の高低は何となくわかるものの、高設定でも下振れしたり、低設定でも上振れしたりするので、心許ないのが現状です。

もし前任者が既に3000G回していたのであれば、前任者のブドウ確率を求めることで設定推測要素として加えることが可能となります。

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ブドウ逆算により、自分の設定推測要素を強くできるのが最も大きなメリットです。

ブドウ逆算で高設定っぽい低設定を見抜くことも可能

ジャグラーのシマを見ていると、ボーナスがたくさん当たっていて、REGもしっかりついてきているのにヤメられている台をたまに見かけます。

ボーナス確率やREG確率から考えれば高設定なので、ここから座って打つプレイヤーも多いかと思います。

しかし、もしこれが低設定の誤爆だった場合は、前任者は単に運が良かっただけなので、自分が同じような展開になる可能性は非常に低いです。

高設定に見せかけた低設定を打っていては、なかなか勝率も上がってこないでしょう。

このような状況において、本当に高設定と考えても良いのかどうか「ブドウ逆算」で判断することができます。

ブドウ逆算の結果、ブドウ確率が悪かった場合は、前任者はおそらくボーナス確率は良かったがブドウ確率が悪かったからヤメた、と考えられます。

まだ1,000Gや2,000Gであればブドウ確率もブレますが、既に4,000G以上回されているのであれば、ブドウ確率の疑念は確信へと変わっていくことになります。

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ボーナス確率だけなく、ブドウ確率も加味して打つかどうか見極められるようになれば、勝率は上がっていくでしょう。

シマ全体の設定状況もチェックすることが可能

シマ全体で全台系を仕掛けてくるようなホールの場合、どれだけ早くどのシマが当りなのか見極めていく必要があります。

ジャグラーは短時間で設定推測をするのが難しいですが、シマ全体であれば台数も多くサンプルは集めやすいです。

ボーナス確率やREG確率だけでは心許ないところもありますので、ブドウ確率もセットで推測していけば、短時間で設定の高低を見抜けるようになります。

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ブドウ逆算によって、設定推測のスピードを上げるのも大きな魅力の一つです。

ジャグラーでブドウ逆算をおこなう方法

出典:スロタイガーのスロット講座

ここでは、実際にジャグラーでブドウ逆算をおこなっていく方法を解説していきます。

ブドウ逆算には計算を要しますが、計算そのものはシミュレーションアプリを活用するので不要です。

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方法を順番に解説していきますので、一緒に算出していきましょう。

前任者の回転数やボーナス回数を収集する

まずは、前任者の回転数やボーナス回数を収集します。

回転数は総回転数になるので、データカウンターの「情報」などといったボタンを押して表示させましょう。

ボーナス回数はトータル回数ではなく、BIG回数とREG回数それぞれの回数が必要になります。

  • 前任者の総回転数
  • 前任者のBIG回数
  • 前任者のREG回数

この3つの要素をデータカウンターから収集していきましょう。

現在の差枚数をグラフなどから算出する

ブドウ逆算をおこなううえで重要となるもう一つの情報は「差枚数」です。

差枚数とはプレイヤーがどれくらい勝っているのか、どれくらい負けているのかを表した数値のことです。

プレイヤーが500枚勝っていれば差枚数は「+500枚」となり、1,000枚負けているのであれば差枚数は「ー1,000枚」となります。

差枚数を調べる方法は色々ありますが、一番確実なのはホールに設置されている「台状況パネル」です。

全ての台の現在の状況をグラフで示してくれているので、該当する台のグラフから差枚数をチェックしましょう。

もしホールにパネルがなくても、アプリで台情報が公開されている場合はアプリから情報を取得可能です。

アプリの場合はリアルタイム更新されているとは限らないため、ズレが出てきてしまう恐れがあります。

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アプリから差枚数を読み取る場合は、全ての情報はアプリ上の総回転数やボーナス回数を使いましょう。

ガリぞうさんのシミュレーションアプリに入力する

総回転数やボーナス回数、差枚数の情報が集まったら、いよいよシミュレーションアプリに値を入力していきます。

シミュレーションアプリは色々ありますが、信頼度という意味ではガリぞうさんのシミュレーションアプリがオススメです。

入力するところに書かれている名称の意味は以下となります。

  • Cherry:チェリーの有無
  • P:総回転数
  • BIG:BIG回数
  • REG:REG回数
  • D:差枚数

ちなみに「Cherry」とは、前任者がチェリー狙いをしていたかどうかをチェックする項目となっています。

若年層の多いホールであれば、前任者はしっかりとチェリー狙いしていると考えて「ON」にチェックすると良いでしょう。

ただ中には適当打ちしているプレイヤーも見られるので、念の為「OFF」でも算出しておくことをおすすめします。

では実際に空き台のデータを入力してみましょう。

「ミスタージャグラー」で、総回転数は3000回転、BIG回数15回、REG回数15回、差枚数は+1200枚とします。

ボーナス確率はBIGもREGも1/200となっており、設定6を意識して良いレベルです。

そんな台が空き台ということでブドウ確率を逆算してみると…

なんとブドウ確率は1/6.359となりました。

「ミスタージャグラー」のブドウ確率は設定1でも1/6.21なので、これは明らかに低設定と見て良いでしょう。

まだ3,000回転となると、低設定によるボーナスの引き強である可能性が高まるので、おそらく前任者はやめてしまったのだろうと推測可能できます。

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ボーナス確率だけではわからない設定の高低を推測できるようになるのが、ブドウ逆算の強みです。

仕組みがわかれば手動でも計算可能

ブドウ逆算とは、ボーナスで得られる枚数、チェリーで得られる枚数を足して、あとブドウをどれくらい引いたら差枚数と同じになるか?という考えから生まれたものです。

難しそうに見えて、単純な足し算で構成されるものなので、仕組みさえわかってしまえば手動でも計算可能です。

シミュレーションアプリがあれば特に手動計算する必要はありませんが、何かしらの理由でシミュレーションできない場合は手動計算で算出しても良いでしょう。

ジャグラーのブドウ逆算で気をつけるべき注意点3選

ジャグラーブドウ注意点

設定判別の精度を高めるうえでも有用なブドウ逆算ですが、気をつけるべき点が幾つかあります。

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その中でも特に気をつけるべき点について、解説していきます。

差枚数を読み間違えると逆効果になってしまう

ブドウ逆算に欠かせない前任者のデータですが、最もデータ採取が難しいのは「差枚数」です。

総回転数やボーナス回数のように、はっきりと数字が出るわけではなく、差枚数はグラフから読み取る必要があります。

500枚の差であってもブドウ確率は大きくブレてしまうため、差枚数を読み間違えると逆効果になってしまいます。

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可能な限りグラフは拡大して、少しでも正確な差枚数を見極めるようにしましょう。

ブドウ確率の設定差が小さいシリーズは使いにくい

差枚数を正確に読むのは難しいため、差枚数による多少のブレは発生してしまいます。

そのため、多少のブレが命取りになってしまうようなジャグラーシリーズは判別に使いにくいです。

特に設定差が小さい「ジャグラーガールズ」の台をブドウ逆算する場合は、正確な差枚数を読み取る力が要求されます。

逆に「マイジャグラーV」や「ゴーゴージャグラー3」といった、設定差が大きいシリーズは問題ありません。

手動計算する場合はBIG獲得枚数を要チェック

シミュレーションアプリが使えないような環境の場合、ブドウ逆算は手動計算でおこなうこととなります。

手動で計算するといっても特に難しいことではないのですが、陥りやすいトラップに「BIG獲得枚数」があります。

どのシリーズもBIG獲得枚数は240枚だと思っているプレイヤーは多いかもしれませんが、実は「アイムジャグラーEX」だけ252枚となっています。

もし間違えて240枚として計算してしまうと、ブドウ確率は実際より甘く出てしまうため、設定6の可能性が浮上することに。

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設定6だと思っていたら低設定だった…という結果が待っていますので、間違えないようにしましょう。

ジャグラーのブドウ逆算についてよくある質問

ここでは、ジャグラーのブドウ逆算について、よく聞かれる質問について解説します。

ジャグラーのブドウ逆算とは一体何ですか?

ジャグラーにおけるブドウ逆算とは、「総回転数やボーナス回数を基に、ブドウ確率を逆算にして算出すること」を指します。

総回転数やボーナス回数、そして差枚数のデータを活用することで、ブドウ回数が算出でき、総回転数からブドウ確率がわかります。

ブドウ逆算はどんな時に活用できますか?

ブドウ逆算を活用できるのは、主に夕方や夜といった、既に前任者が打っていてやめられている台を攻める時となります。

前任者のデータからブドウ確率を算出し、高設定の可能性があるかどうかを見極めるのに有用です。

なぜシミュレーションはガリぞうさんのアプリが良いのですか?

ガリぞうさんは昔からジャグラーシリーズの解析を独自でおこなっており、メーカーに認められるほどのジャグリストだからです。

雑誌媒体も参考にするほどの正確さを誇るため、シミュレーションをおこなうならガリぞうさんのアプリがおすすめです。

ジャグラーのブドウ逆算で設定判別の精度を高めよう!

ここまで、ジャグラーの逆算について解説しました。

ジャグラーのブドウ逆算についてまとめると、以下となります。

  • ブドウ逆算とは、前任者のデータを基にブドウ確率を算出することを指す
  • ブドウ確率を逆算することで、その台が高設定なのかどうかを判別することが可能
  • 正しい差枚数を見極めるのは難易度が高いため、ある程度のブレが発生してしまう
中本 智司

前任者と自分のデータを活用することで設定判別の精度を高められるので、夕方から打つ際は積極的に活用しましょう!

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この記事を書いた人

中本智司さんは、国際的に有名なカジノでフロアスーパーバイザーを務めた実務経験を持ち、現在は【Pachinko Times】の監修者兼編集長として活躍中。豊富な現場知識を活かし、パチンコ・カジノの最前線をわかりやすく解説しています。得意ゲームはポーカーで、世界大会WSOPへの出場経験も。出身は自然豊かな宮崎県。業界の信頼できる情報発信者として、多くの読者から支持を集めています。

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